岡部克哉建築設計事務所

岡部克哉建築設計事務所 KOO
コラム
その窓から見える風景が好きになる、そんな庭づくりをしよう


家づくりを考えるとき、考えるのは家の中のことだけじゃありません。
家の中で、いかに快適に過ごすかは、外部とのつながりかたも、重要です。
朝起きて、部屋のカーテンを開けたら飛び込んでくる、庭の緑で爽やかな気持ちで目覚める。
休日の午後、リビングでのんびりするときに窓から緑豊かな庭を見て癒される。
そんな庭づくりをしませんか?
その窓から見える風景が好きになる、そんな庭づくりをしよう
アイランドキッチンとダイニングテーブルが一体になっているダイニングキッチン。
ダイニングで食事をするときだけではなく、キッチンで作業しながらテラスの緑を眺め、明るい光を感じることが出来るこの造りは、家族全員の動線に配慮したものとなっています。


その窓から見える風景が好きになる、そんな庭づくりをしよう
そっけない、移動の為だけの空間になってしまいがちな階段スペースですが、大きな窓から豊かな緑が見えたら、いかがでしょうか。
緑を楽しむことで、ただの移動ではない、生活に潤いを感じることができる空間へと早変わりします。
その窓から見える風景が好きになる、そんな庭づくりをしよう
リビングから広い庭とシンボルツリーが眺められます。夕方にはライトアップされて、幻想的な雰囲気に。
また、こちらもLDKが一体空間となっているので、キッチンやダイニングスペースからも庭を眺めることが出来ます。
ダイニングキッチンは少し庭からは離れていますが、段差があることによって庭を見下ろす形となり、リビングから見る庭とは一味違った楽しみがあります。
その窓から見える風景が好きになる、そんな庭づくりをしよう
グループホームのリビングスペース。みんなが集まってくる、くつろぎのスペースから豊かな緑が配置された庭が眺められます。
そして、正面には水盤が設置されています。夏には水盤を通った風が涼やかに部屋に入ってきて、快適に過ごせそうですし、何より見た目から涼しげです。
秋には水盤に浮かぶ落ち葉を眺めたり、冬は氷が張るのを見ることも出来そうですし、四季を楽しめますね。
その窓から見える風景が好きになる、そんな庭づくりをしよう
マンションでも、「庭」がつくれます。小さくても、きちんと土に植わった緑が豊かな気持ちにさせてくれますね。
大きな窓に面したLDKは庭を楽しみながら空の景色も楽しめる2度オイシイ空間になっていますし、天気のいい日には、半分テーブルを出して、屋外気分を味わいながら食事を楽しむのも良さそうです。


今回は、「眺めて嬉しい、庭の作り方」を見てみました。そこにあるだけで、生活に潤いを与える庭の緑ですが、その庭をどうやって身近に感じることが出来るか、も大事ですね。せっかくつくる庭ですから、常に身近に感じたいものです。
皆さんも季節ごとに好きな植物、見たい花、などを想像しながら、どこからその庭を見たいかも含めて、庭づくりを考えてみませんか。



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