岡部克哉建築設計事務所

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コラム
無駄のない動きは美しい。動線から収納を考えよう!キッチン編


例えば何の予定もない休日の一日。朝食の準備に始まり、のんびり食事を済ませて片付けをしたと思ったらもう昼食の準備。午後は少しのんびりしたとしても、他にも家事はありますし、おやつを食べたりしていたら、あっという間に夕食の準備の時間。一日が終わった時に、今日はほとんどキッチンに居た!なんていう経験はありませんか?
そんな、重要なキッチンだからこそ、無駄な動きは排除して省エネに動けるようにしたいですよね。というわけで今回は、動線を考え抜いて出来たキッチンを見ていきましょう。

無駄のない動きは美しい。動線から収納を考えよう!キッチン編

水洗と、コンロが別々に配置された二列型のキッチン。実はこのタイプのキッチンが動線が一番短いと言われています。そして壁に面したコンロに沿って収納がずらりと配置されていて、その一部はゴミ箱置き場になっています。忘れてしまいがちですが、ゴミ置き場がすっぽり収納できることで、スッキリして、使う人の動線の邪魔になりません。
無駄のない動きは美しい。動線から収納を考えよう!キッチン編

こちらのキッチンもⅡ列型です。キッチンには、レンジ、オーブントースター、炊飯ジャーなど、電化製品を置く場所も必要ですが、最近はさらに、電気ケトル、コーヒーメーカー、ジューサー、など置くものも増えてきています。そういったものをいちいち戸棚から出して使わなくても済むようにオープンな棚を作ることで動線を短く労力を少なく出来ます。
無駄のない動きは美しい。動線から収納を考えよう!キッチン編

こちらはアイランドキッチンです。シンク下にはゴミ箱スペースと、背面には収納がズラリ。食器棚もキッチンのすぐ後ろにあることで、料理を作りながら、お皿の準備をするのに、動線が短くて済みますし、出来たものをすぐにお皿に盛りつけることが出来ます。
無駄のない動きは美しい。動線から収納を考えよう!キッチン編

こちらもアイランド型キッチン。ゴミ箱スペースはもちろん、キッチン裏に確保してあります。アイランドキッチンのいいところは、調理しながらも家族の方を向いていられることです。家族の方を向いていることで、お手伝いしてもらいやすい環境を作り、主婦の動線を短くする、という事も一つの手ですね。またこちらは水回りもキッチン近くに配置して家事の全てにおいて動線を短くする工夫をしています。


無駄のない動きは美しい。動線から収納を考えよう!キッチン編

こちらも二列型キッチン。間口が狭い場合にも有効な配置です。省スペースだからこそ、左右の動線が短く済んで楽に行き来出来ますね。但し省スペースながらも大きい冷蔵庫を配置できるスペースはしっかり確保してありますし、ゴミ箱スペースも、もちろんあります。キッチン上部にエアコンがあることで暑い夏の調理も乗り切れますね!



今回は動線をどう考えるかという視点でキッチンを見てみました。その空間で無駄な動きがないように設計するためには、その空間で過ごす人がどういう生活を送っているのか、どういうスタイルで生活するのが好みなのか、を把握することがとても重要です。空間でも、動作でも、無駄のない「美しさ」は、キリッとした印象を与えることが出来ます。


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