岡部克哉建築設計事務所

岡部克哉建築設計事務所 KOO
コラム
常に美しい玄関で、家族を、お客様を、迎え入れる。


玄関というのは毎日家族が出入りする場所であり、同時にお客様が最初に目にする場所です。ですが、よく使う場所だからこそ、色々なものが置いてあり、散らかりやすい場所でもあります。そこで今回は玄関をスッキリ、または快適な空間になるような工夫をしている玄関を見ていきましょう。

常に美しい玄関で、家族を、お客様を、迎え入れる。
白一色のスッキリした空間です。片側に上下に分かれた収納がありますので、収納力は十分です。反対側にはガラスのショーケースがあります。ここは気に入った小物などを飾って、ギャラリーのように使えます。玄関扉を開けたすぐ横には下部だけが収納で上部は空間が空いてますので、鍵を置いたり、植物を置いてもいいですね。
常に美しい玄関で、家族を、お客様を、迎え入れる。
白い壁と天井に黒い三和土とフローリングの色が映えた、シックな玄関です。こちらのお宅は地下一階でピアノ教室もされているので、玄関には家族や来客の他に、ピアノ教室の生徒さんも利用されます。通常のお宅より人の出入りは多いですが、だからこそ常にスッキリとさせたいですね。玄関扉側からホール端まで天井一杯の収納を作ってありますので、収納力は抜群。一部欠けこみを作り、小物を飾ったりするスペースもありますから、ここに季節の小物など飾っても、雰囲気が和らぎますね。
常に美しい玄関で、家族を、お客様を、迎え入れる。
大きな窓から明るい日の光が差し込む玄関。ホールの板張りと同素材、同デザインでスッキリとまとまっています。スペースに余裕がない場合でも、自然光が入るだけで豊かな空間になりますね。窓の下にはまとまったスペースがありますので、ここでも色々な小物を使って玄関スペースを演出出来ますね。
常に美しい玄関で、家族を、お客様を、迎え入れる。
モノトーンのデザインでスッキリとした印象の玄関です。入って左側には天井までの収納がズラリ。一部切り欠けがありますので、こちらは飾り棚として使えます。右手の壁は櫛引のような横のラインがデザインされた壁になっています。少し遊び心のあるデザインでお客様を楽しませるというのも一つですね。


今回は玄関の収納や空間デザインについてみてみました。収納はもちろんですが、素材で遊んだり、光を取り入れたりすることでお客様を迎え入れる素敵な空間づくりが出来ます。玄関に収納を作るときは、毎日の家族の生活のリズムを考えながら、収納を計画すると、スッキリした玄関を作れますよ。


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