岡部克哉建築設計事務所

岡部克哉建築設計事務所 KOO
コラム
階段は空間のアクセントであり、デザインの見せ場でもある。


2階建て3階建ての家なら必ずある、階段。
階段は、上り下りの為だけに必要なものでしょうか?
いいえ、それがデザインされた階段であれば、空間のアクセントになり、大きな見せ場になるのです。
階段は空間のアクセントであり、デザインの見せ場でもある。
大きなLDKに面した階段。数段分を、床と一体になったデザインにすることで、ベンチのような役割もこなしています。
キッチンで作業をしている人と近い関係で、会話を楽しみながら座ることも出来ます。
また、階上へ行く途中で素材やデザインを変えることで、壁を作らずとも領域が変わっていくことが理解できる、そんなデザインにもなっています。
階段は空間のアクセントであり、デザインの見せ場でもある。
吹抜けと共に上階へと繋がっていく階段は、向こう側が見えるストリップ階段になっているので、空間全体としては開放感が増すデザインとしています。
上階は天井高が低い、隠れ家のようなスペースとなっており、そこから、家族の団欒の場所へと移動してくる、という感覚が持てるところが、この階段のデザインのポイントです。
階段は空間のアクセントであり、デザインの見せ場でもある。
思わず上を見上げてしまう、明るいホール。
白い空間にコンクリートの踏板が並ぶ、リズム感のある空間になっています。
明るい窓に面して書斎コーナーも設置され、上方には限りなく開放感を感じつつも、空間としては適度に閉じられた感覚を持てるスペースになっています。
階段は空間のアクセントであり、デザインの見せ場でもある。
こちらも1階玄関ホールから3階まで吹き抜け空間に階段が設置された、明るい階段室。
正面には地窓から庭が眺められます。
この庭がゆっくりと眺められるように最初の数段は大きな踏板で床と同素材としています。
ストリップ式の階段とすることで光を感じることができ、一体感が増すデザインになりました。
階段は空間のアクセントであり、デザインの見せ場でもある。
階段室は領域として区切られているものの、壁を設置しないことで空間としては実際よりも広く感じることが出来ます。
また壁に合わせて階段も白で統一していることで、空間としての一体感があります。


色々な階段をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ただ移動のための手段とは言えない、様々なデザイン、それぞれの役割を感じて頂けたのではないでしょうか。
私たちはそれぞれの暮らし方に合わせて、階段も含めた空間全体のデザインを提供しています。


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